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サッカー界で最もスキャンダラスな代理人、ミノ・ライオラとは何者か。生い立ち、過去のビッグディールを解説【TRIBE SCOUT】

基本情報

ミノ・ライオラ
年齢:1967年11月4日生まれ)
出生地:イタリア、サレルノ
職業:代理人

生い立ち

 ミノ・ライオラはイタリア・サレルノのノチェーラ・インフェリオーレで生まれた。その後、ライオラの家族はオランダのハールレムに移民。父親はレストランを開き成功し、青年期のライオラは同店でウェイターとして働いていた。その後、2年間大学で法律を専攻する。ライオラはイタリア語、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、オランダ語の7ヶ国語を操る。

経歴

 20歳のときにライオラは自身初となる仲介業会社を設立する。一方でハールレムFCのスポーツディレクターに就任し、オランダの有名選手たちと契約を結んでいく。アヤックスのデニス・ベルカンプのインテル移籍に携わった。

 その後、正式に代理人となり数々の有名選手と、そのビッグディールに関わった。とりわけ有名な顧客として、今季マンチェスター・ユナイテッドでプレーしたズラタン・イブラヒモビッチ、昨夏ユベントスからユナイテッドに史上最高額となる移籍金1億5000万ユーロ(約119億円)で加入したポール・ポグバがいる。

 今夏、ミランが18歳イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマがクラブと契約延長しないことを発表し、大きな波紋を呼んだ。ドンナルンマの代理人もライオラ氏であり、この決定に大きな影響を与えたとされている。ミランは同氏の対応を批判する会見を開き、一方でライオラ氏もミランの対応を批判する会見を開き泥沼の様相を呈している。先日行なわれたUEFA U-21欧州選手権2017のデンマーク対イタリア戦では、プレー中のドンナルンマに対してファンが大量の偽ドル札を投げつけるという事件に発展している。

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