アジア 代表チーム

ハリルJ、仮想イラクのシリア戦は課題多きドローに。香川は前半10分で負傷交代

 国際親善試合キリンチャレンジカップ2017が7日行なわれ、サッカー日本代表はシリア代表と対戦した。

 バヒド・ハリルホジッチ監督が選んだ先発メンバーは以下。

GK:川島永嗣
DF:酒井宏樹、吉田麻也、昌子源、長友佑都
MF:山口蛍、今野泰幸、香川真司
FW:久保裕也、大迫勇也、原口元気

 開始早々の10分に日本がアクシデントに見舞われる。香川真司が左肩を痛め、倉田秋との交代を余儀なくされた。その後も前半は親善試合ということもあり、両者ともにエンジンが入らない。目立った見せ場を作ることなく時間が過ぎ去り0-0でハーフタイムを迎える。

 後半からハリルホジッチ監督は久保に替えて本田圭佑を投入。しかし、先制点を奪ったのはシリアだった。48分、右サイドからのクロスにFWマルデク・マルドキアンがヘディングシュート。日本は0-1とビハインドを負ってしまう。

 それでも58分、日本がすぐさま追いつく。すると得点直後にハリルホジッチ監督は原口に替えて乾貴士を投入。リーガで実力を伸ばした同選手が2015年3月以来となる日本代表のユニフォームでピッチに立つ。続く63分には今野に替わって浅野拓磨が投入される。

 85分には大迫に替えて岡崎慎司を投入するも、試合はそのまま1-1で終了。仮想イラク戦は課題多きドローに終わっている。