ラ・リーガ セリエA

レアル、ユーベ下し史上初のCL二連覇。C・ロナウドが2ゴール

 チャンピオンズリーグ決勝ユベントス対レアル・マドリードが現地時間の3日に開催された。

 昨季の王者であり通算12回目の優勝を目指すレアル・マドリードと、3度目の優勝を目指すユベントスの対決。両チームの先発メンバーは以下。

ユベントス(4-2-3-1)
GK:ブッフォン
DF:バルツァッリ、ボヌッチ、キエッリーニ、A・サンドロ
MF:ピアニッチ、ケディラ
MF:D・アウベス、ディバラ、マンジュキッチ
FW:イグアイン

レアル・マドリード(4-3-1-2)
GK:ナバス
DF:カルバハル、バラン、S・ラモス、マルセロ
MF:クロース、カゼミーロ、モドリッチ
MF:イスコ
FW:ベンゼマ、C・ロナウド

 序盤でペースを握ったのはユベントス。7分にピアニッチが強烈なミドルシュートを放つも、ここはナバスが素晴らしいセービングをみせる。しかし、先制点を奪ったのはレアル・マドリード。20分にカウンターからC・ロナウドがカルバハルとのワンツーから守備陣の一瞬のすきを突いてミドルシュートを放つ。これがわずかにボヌッチの足にかすりゴール左隅に吸い込まれた。

 先制点を奪われたユベントスだが、7分後に信じられないスーパーゴールで同点に追いつく。サイドチェンジからの落としをイグアインがワントラップしてマンジュキッチに渡すと、胸トラップから背面ボレーシュート。ボールは美しい弧を描きゴール右上隅に吸い込まれた。白熱した前半戦は1-1で終了する。 

 迎えた61分、再びレアル・マドリードがリードを奪う。カゼミーロがゴール30mより強烈なミドルシュートを沈め、2-1とした。さらには直後の64分にショートカウンターからモドリッチが右サイドに侵入。ラストパスを再びC・ロナウドが押し込み追加点を決めた。

84分、ユベントスが10人になってしまう。S・ラモスを倒したクアドラードが2枚目のイエローカードで退場。さらに90分には途中出場直後のアセンシオが追加点を決め4-1と差を広げた。

 そのまま試合は4-1で終了。レアル・マドリードがCL史上初の大会二連覇、12回目の優勝を果たした。