セリエA

60年ぶりW杯出場逃した元伊代表監督ベントゥーラ、今季昇格組指揮官就任か

 今季セリエA昇格組のフロジノーネは前イタリア代表指揮官のジャンピエロ・ベントゥーラ氏の招聘(しょうへい)に興味を示しているかもしれない。現地時間1日、イタリア紙『ラ・レプッブリカ』がこれを伝えている。

 フロジノーネは今季、2015/16以来クラブ創設2度目となるセリエAの舞台に挑んでいるものの、ここまでリーグ戦7試合を終えて1分6敗の勝ち点1と苦戦を強いられている。またこの7試合での総得点数はわずか1にとどまっており、前線のテコ入れが急務となっている。

 その中、同クラブのマウリツィオ・スティルぺ会長は現在率いているモレノ・ロンゴからの指揮官交代を考慮している模様。その後任候補としてベントゥーラ氏をリストアップしているようだ。

 なおベントゥーラ氏はイタリア代表指揮官としてワールドカップ・ロシア大会の欧州予選を戦ったものの、スペインに後塵を拝する形となりグループ2位でプレーオフに回ると、そのプレーオフでスウェーデンと1分1敗に終わり、60年ぶりに本大会出場を逃している。果たしてそんなベントゥーラ氏にセリエAの舞台でリベンジの機会は巡ってくるのだろうか。