第3節までを終えたセリエA。順調に勝ち星を重ねるユベントスや、好調のフィオレンティーナ、復調の兆しをみせるインテルなど各クラブがそれぞれのスターを切った。今回は、今シーズンのセリエAにおいて順位争いに大きく影響しそうな5選手をご紹介する。
スティーブン・エンゾンジ
クラブ:ローマ
開幕から1勝1分1敗と、苦しいスタートを切ったローマ。ラジャ・ナインゴランとケビン・ストロートマンの2選手を失った影響は大きい。そんな中チームの命運を握りそうなのがエンゾンジ。ここまでは慣れないリーグでのワンボランチに苦戦し、ダニエレ・デ・ロッシのサポートを受けている状況だ。4-3-3のアンかーポジションを1人でこなすことができれば、チームが受ける恩恵は大きい。ミラン戦で3-5-2がうまくいっていなかったことを見るに、ハビエル・パストーレが1人でトップ下を務めるのは難しいだろう。
ルーカス・ビリア
クラブ:ミラン
実質的な開幕戦となったナポリ戦で低調なパフォーマンスを見せたものの、ローマ戦ですぐに修正してきたビリア。彼の調子がいいだけで、前線にボールが入る回数が段違いだ。レオナルド・ボヌッチがいなくなった今、ビルドアップの場面でも大きな役割を、昨シーズン以上にになっている。また、チーム内ではリーダーとしての地位を確立しているようだ。様々な面でチームを引っ張る選手となるだろう。
アルカディウシュ・ミリク
クラブ:ナポリ
カルロ・アンチェロッティはスタートでドリース・メルテンスではなくミリクを使うという選択をした。メルテンスは途中出場にして、ロレンツォ・インシーニェ、ホセ・カジェホン、ミリク、メルテンスの4選手を同時にピッチに立たせることで、昨シーズンにはなかったより破壊力のある攻撃ユニットが完成している。不安なのはミリクの負傷だろう。膝十字靭帯の断裂を繰り返しているだけに、再発のリスクはある。ミリクが長期離脱しない限りは、安定した戦いを継続できるだろう。
マリオ・マンジュキッチ
クラブ:ユベントス
今シーズンのユベントスで最も得点を挙げているのは意外にもマンジュキッチだ。活躍の場をより中央に戻したことが功を奏しているといえるだろう。開幕節の4-2-3-1はキエーボ相手にうまく機能せず。マッシミリアーノ・アッレグリ監督もすぐにしシステムの変更を決断した。マンジュキッチという選手のユーティリティは、クリスティアーノ・ロナウドという影響力の高い選手の加入という状況の中でも存分に発揮されるはずだ。
ラジャ・ナインゴラン
クラブ:インテル
やはり新天地でも存在感を発揮しているのがナインゴラン。ボローニャ戦では攻守に渡ってチームに貢献し、未だエースにゴールのないチームを支えている。マッテオ・ポリターノといった新選手との連携も問題ないように見える。インテルにとっては今までにいなかった守備面のタスクを高水準で行えるトップ下の存在は、高みを目指す上で欠かせない戦力となるだろう。
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