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バイエルンが関心示したチャルハノールが今夏を回想「代理人から電話が…」

インテル MFハカン・チャルハノール 写真:Getty Images

 今季のセリエAで上位争いを演じるインテル(イタリア1部)の心臓としてプレーしているトルコ代表MFハカン・チャルハノール(30)が、今夏の去就について振り返った。

 ドイツ複数クラブでプレーした後、2017年夏にミラン(イタリア1部)へ加わったチャルハノールは、2021年夏にフリートランスファーでインテルに”禁断の移籍”。昨季は高水準のキック精度と卓越したボールコントロールを武器にクラブのスクデット獲得に大きく貢献した。

 今季もアンカーを主戦場に公式戦18試合に出場して5ゴール2アシストを記録しているチャルハノールは、今夏にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)からの関心が取り沙汰されていてが、最終的に残留。しかし、トルコ代表MFはインテルにフォーカスを当てていることを強調し、スポーツディレクター(SD)を務めるピエロ・アウリジオ氏の存在が大きいとも語っている。

 「ユーロが始まっていて、僕の代理人はそれが終わるまでは何も言わなかった。それから彼は僕に電話してきて選択肢があると言った。僕はすぐに彼を止めて、『僕ではなく、インテルと話してくれ。僕は彼らが望むことだけをする』と言ったんだ」

 「クラブとその関係者には感謝しかないよ。特にアウリジオにはね。彼はスポーツ面でも、個人的な面でも僕にとって本当に大切な人だった。彼は僕に自信を与え、僕がインテルにとって重要な選手になれるこを理解させてくれた。だから、インテルはいつも僕のために決断してくれるんだよ」