11月15日にFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選のインドネシア代表vs日本代表を控える中、元U23インドネシア代表選手のシャキル・スライマンが麻薬を密売したとして地元当局に逮捕されたという。
現在32歳のスライマンは、21歳の時に甲府のトレーニングに参加したものの、Jリーグ挑戦は実現せず。それでもインドネシア年代別代表の一員としてアジア競技大会に参戦するなど、攻撃的ミッドフィルダーとして活躍していた。
プロデビュー後は、ペルシラジャやバリ・ユナイテッドなどインドネシア国内の複数クラブでプレー。海外挑戦の経験はなく、インドネシア1部リーグ通算60試合の出場で12ゴールをマーク。2018シーズン終了後に現役を引退している。
米メディア『CNN』インドネシア版が11月6日に伝えたところによると、警察当局はジャワ島のリゾート地にあるスライマンの別荘を捜索し、大量の麻薬を押収。本人は生活費が足りないことを理由に、過去2年間にわたり密売を繰り返していたことを認めたという。
なお同メディアによると、東南アジアでは2024年に麻薬の密売で逮捕されるケースが続出。8月にはタイ1部バンコク・ユナイテッド所属のタイ人ミッドフィルダーが26キログラムの麻薬を車で輸送したとして地元警察に拘束。所属クラブは容疑者との契約を打ち切った。
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