日本代表・海外組 マンチェスター・シティ

マンチェスター・シティ古橋獲得にスカウトを派遣し、移籍の可能性は消えず

古橋亨梧 写真:Getty Images

 イングランド1部マンチェスター・シティが、スコットランド1部セルティックのFW古橋亨梧に対する関心をさらに強めているようだ。

 シティは古橋に対して2024年夏の移籍市場でも興味を示していたが、その時点では移籍は実現しなかった。しかし、シティは古橋のパフォーマンスを引き続き注視しており、現地9月18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のスロヴァン・ブラチスラヴァ戦では、シティのスカウトが彼を視察するために派遣されたことが『Fichajes』などで伝えられた。この試合でセルティックは5-1で勝利し、古橋も得点を挙げている。

 29歳の古橋は、2021年にJ1ヴィッセル神戸からセルティックに移籍して以来同クラブでの活躍を続け、現在はチームのエース・ストライカーとして重要な役割を担っている。昨2023/24シーズンには50試合に出場し、19ゴールと5アシストを記録。積極的なプレスや裏へ抜ける鋭い動きで、スコティッシュ・プレミアシップのみならずヨーロッパでも注目を集めている。

 シティは現在のところ、スペイン1部アトレティコ・マドリードに移籍したFWフリアン・アルバレスの直接的な代役を獲得しておらず、またエースFWアーリング・ハーランドが過密日程の中で休むことなくプレーしている現状において、控えストライカーの必要性が高まっているようだ。

 古橋はその豊富な経験と能力、特にスコティッシュ・プレミアシップでの適応力が高く評価されており、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督の戦術においても彼の賢いプレスが大いに役立つと考えられている。