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浦和MF明本考浩、ベルギー1部ルーヴェンへ。現地メディア報道

浦和レッズ MF明本考浩 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグ浦和レッズに所属するMF明本考浩が、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のOHルーヴェンへ期限付き移籍するという。1月19日、ベルギーメディア『Voetbalbelgie』が伝えている。

 同メディアによると、明本はルーヴェンへ買取オプション付きの期限付きでの移籍が決定濃厚なようだ。同クラブでは2023年11月にスペイン人のオスカル・ガルシア監督が就任し、4、5人の選手補強を考えていると伝えており、その1人が明本だとしている。

 なお、ルーヴェンには元日本代表MF三竿健斗が在籍。明本の移籍が実現すれば、三竿とチームメイトとなる。

 現在25歳の明本は小学生時代に栃木SCの下部組織に入団。同クラブのユースでは背番号10番を背負ってプレーしていた。その後、国士舘大学に進学し、2020年に栃木SCに加入。大卒1年目ながら40試合に出場、7得点を記録し、レギュラーとして活躍した。2021年に浦和に完全移籍すると1年目からスタメンに抜擢され、40試合に出場し、4ゴールを挙げた。2022年、2023年も浦和の中心選手として活躍している。

 豊富な運動量や強靭なフィジカルを武器とし、サイドバックやサイドハーフ、トップ下、フォワードなど多くのポジションをこなすことができるユーティリティープレーヤーである明本。大学時代や栃木SC在籍時は、ボランチとしてもプレーしていた。

 浦和にとっては明本の移籍は非常に痛手となるだろう。初の海外挑戦となるが、ベルギーではどのようなプレーを見せるだろうか。