ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)所属の日本代表DF町田浩樹には、AFCアジアカップ出場の可能性がある。そんな中、ここに来てトッテナム・ホットスパー移籍が再び噂されている模様。2024年1月にユニオンSGを退団する可能性もあるという。
町田は昨年1月に鹿島アントラーズからユニオンSGへレンタル移籍。昨年夏に臀部を負傷して長期離脱を余儀なくされていたが、今年1月の公式戦で復帰すると、その後は出場機会を確保。今年夏に完全移籍へ移行すると、今季はここまでベルギー1部リーグ戦ほぼ全試合でスタメン出場と、守備陣の中心選手として活躍。チームもリーグ戦20試合を終えて首位と、好調を維持している。
そんな町田の去就を巡っては、ベルギー紙『ラヴニール』が今月はじめに「トッテナムは来年1月の町田獲得にむけて、ユニオンSGとの交渉を開始した」とリポート。トッテナムはDFミッキー・ファン・デ・フェンの負傷離脱により、センターバックの補強が急務に。今月14日開催のUEFAヨーロッパリーグ・リバプール戦でトッテナムのスカウト陣が視察に訪れた可能性も報じられた。
するとベルギーメディア『Voetbal』は29日に「ユニオンSGは来年1月の移籍ウィンドウでチームを団結させたいと考えている。しかし、トッテナムが町田に関心を寄せている」とリポート。
同選手とユニオンSGの契約期間が2026年6月までであることを伝ええた上で、「ユニオンSGは原則として1月の移籍を容認しない。ただトッテナムが1000万〜1500万ユーロ(約15億6000万円~23億3000万円)を提示すれば、町田の退団も選択肢になるかもしれない」と、ユニオンSGの意向もあわせて伝えている。
アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムの補強計画については、町田のみならず日本代表DF伊藤洋輝(VfBシュツットガルト)やDF板倉滉(ボルシアMG)も獲得候補だと現地で報じられている。セルティックでFW古橋亨梧らを指導したオーストラリア人指揮官が、再び日本人選手を迎え入れるか注目が集まる。
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