日本代表・海外組 海外日本人選手

長谷部誠がフランクフルト連敗に不満「個々のミスが…」自己批判展開も

長谷部誠 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属の元日本代表MF長谷部誠が、チームメイトへさらなる改善を求めたほか、自己批判を展開。直近数試合の内容に対する不満を覗かせている。

 フランクフルトは先月13日のケルン戦で0-3と敗北。19日のベルダー・ブレーメン戦では勝利したが、その後はUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16のナポリ戦で0-2と完敗。25日のRBライプツィヒ戦でも0-2で敗れるなど、チーム全体の調子が下降線をたどっている。

 そんな中、長谷部誠はクラブ公式インタビューを通じて「我々はより良い守備をしなければならない。(直近数試合で)あまりにも多くのゴールを許していますし、個人的なミスが目立っています」と苦言。

 「SVダルムシュタット戦(先月8日のDFBポカール・ラウンド16)では自分もミスをしましたし、経験豊富な選手として、その責任は僕にあります」と自己批判を展開すると、「僕も含めてセバスティアン・ローデやケヴィン・トラップといった経験豊富な選手たちが、若手選手に様々なことを教えていきます」と自身の役割について言及している。

 その上で「(チーム全体の現状について)そんなにネガティブには考えていません。DFBポカール(ドイツ国内カップ戦)では準々決勝に進出しましたし、UEFAチャンピオンズリーグでも準々決勝進出の可能性をわずかに残しています。ブンデスリーガでも6位につけています」とコメント。

 「我々はポジティブに考え、できるだけ多く勝ち点を獲得するために毎試合集中しなければいけません」と、来月5日に行われるボルフスブルク戦への意気込みを語った。