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浦和FW興梠慎三、槙野智章らの退団に心境吐露「今年に来るとは正直衝撃で…」

興梠慎三 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズに所属するFW興梠慎三(35)は、元日本代表DF槙野智章(34)をはじめチームメイト数名が今季限りでチームを離れることに対する自身の思いを明かした。

 浦和レッズはリカルド・ロドリゲス監督を招へいして迎えた今季、リーグ戦では最終節・名古屋グランパス戦のみを残す中、5位以下で終えることが確定している。ただ、天皇杯でベスト4まで勝ち上がっており、来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得の可能性を残している。

 ただ、クラブは今月中旬に槙野智章や浦和レッズ一筋のキャリアを歩んでいたDF宇賀神友弥(33)をはじめ数選手が契約満了により退団することを発表。そして長らく精神的支柱の役割を果たしてきた元日本代表MF阿部勇樹(40)は今季限りでの現役引退を表明した。

 その中、2013シーズンから浦和レッズに所属している興梠慎三は、29日夜にSNSを更新。ロッカールームにかけられた阿部勇樹、槙野智章、宇賀神友弥、そして自分自身のユニフォームの写真をアップしている。

 そして、2016年のYBCルヴァンカップや2017年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイトルをともに勝ち取った仲間がチームからいなくなることについて「浦和にきて9年間共にチームの為、家族の為、そしてサポーターの為に戦ってきた仲間が今年で引退、退団。いつかは誰かが来るであろうと思っていたがそれが今年に来るとは正直衝撃で悔しい思いでいっぱいです。みんなと戦った9年間は僕にとって大きな大きな財産です。ありがとう。またどこかで!必ず!」とコメントを残した。

 これには、浦和レッズサポーターから「みんなで天皇杯獲りましょう!」とタイトル獲得にむけた激励のメッセージが届いているほか、「慎三さんは来季もいて下さい!」、「引き続き浦和レッズをよろしくお願いします」と同選手の残留や今後の活躍を期待するコメントも寄せられている。