ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコは、今夏にも契約解除に踏み切る可能性があるようだ。20日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
現在35歳のジェコは、今季途中までチームの中心選手として公式戦でゲームキャプテンを任されていた。しかし、今年1月中旬に行われたコッパ・イタリアベスト16のスペツィア戦で不戦敗の責任をとる形でチームマネージャーが解任されたことを巡り、パウロ・フォンセカ前監督と衝突。先発メンバーから外れる時期があったものの、今季は公式戦26試合に先発出場して13ゴール5アシストをあげていた。
ジェコの去就を巡っては、一部のトルコメディアが先週にジェコがスュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェ加入間近に迫っていると報道。しかし、同選手の代理人がフェネルバフチェとの交渉を行っていないと主張していた。
ローマはパウロ・フォンセカの後任としてトッテナム・ホットスパーの前指揮官であるジョゼ・モウリーニョ氏を招へい。ジェコは同氏の構想に含まれていると伝えられていたが、現在両者は来年6月まで残す現行契約を解除する可能性について議論を交わしている模様。ローマはジェコとの契約解除により750万ユーロ(約9億8000万円)を節約することができるとのことだ。
なお、ジェコにはミランが関心を寄せているほか、前線の強化を図るユベントスも獲得に興味を示しているようだ。
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