マンチェスター・ユナイテッドはボルシア・ドルトムントに所属するイングランド代表MFジェイドン・サンチョの獲得へ本腰を入れているが、依然としてドルトムントと移籍金額で合意に至っていないようだ。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
現在21歳のサンチョは、2017年夏にマンチェスター・シティからドルトムントに加入。直近数シーズンで急成長を遂げており、今季も公式戦34試合で先発出場し16ゴール20アシストをマーク。また、先月13日に行われたDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)決勝・RBライプツィヒ戦では2得点をあげ、タイトル獲得に大きく貢献していた。
サンチョはドルトムントとの現行契約を2023年6月まで残しているが、ドイツ国外のビッグクラブから関心を寄せられている。同選手には昨夏にマンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出していたが、ドルトムントが1億2000万ユーロ(約156億円)という高額な移籍金を要求したことにより破談に終わっていた。
しかし、マンチェスター・ユナイテッドは今夏も同選手の獲得に乗り出すと、今週なかばには2026年6月までの5年契約を結ぶことで個人合意に達した模様。また、マンチェスター・ユナイテッドはドルトムントに対して移籍金6700万ポンド(約104億万円)によるオファーを提示したが、却下されていた。
ただ、クラブ間交渉は現在でも行われている模様。マンチェスター・ユナイテッドは提示額を7500万ポンド(約116億円)まで引き上げて再度オファーを提示したものの、ドルトムントは8600万ポンド(約133億円)を要求しているようだ。
なお、ドルトムントはバルセロナやレアル・マドリードなど複数クラブが獲得に動いているノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを放出しない姿勢を貫いている。
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