
セレッソ大阪(C大阪)は、アーサー・パパス前監督(現アル・イテファク)のもと、明治安田J1百年構想リーグを全体3位という好成績で終えた。なかでも、地域リーグラウンド(WEST)内での総失点数「19」は、同ラウンド内で最も少ない数字となっており、守備力に確かな手応えを掴んだ特別大会となった。
今2026/27シーズンに向けては、パブロ・マチン新監督を招聘し、オーストラリア代表のMFジャクソン・アーバインやFWパブロ・サバックら新戦力を補強したC大阪。悲願のJ1リーグ初制覇へ向けた挑戦が始まっている。
しかし、昨2025シーズンオフに、同シーズンのCB(センターバック)の主力であったDF進藤亮佑がV・ファーレン長崎に完全移籍。さらにDF西尾隆矢がRB大宮アルディージャへ完全移籍、DF田中隼人が徳島ヴォルティスへ、DF髙橋仁胡がホルシュタイン・キール(ドイツ)へそれぞれ期限付き移籍をしており、彼らの流出の影響は大きいはずだ。
同4選手が務めていた左WB(ウイングバック)やCBの補強に動く可能性が高いC大阪。ここでは、C大阪が今夏中に狙うべき3人の補強選手を、筆者独自の視点から紹介する(データは2026年8月13日時点に基づく)。

チョ・ユミン(無所属)
1人目は、現在無所属の元韓国代表DFチョ・ユミンだ。
2018シーズンに同国の水原FCでプロキャリアをスタートさせると、持ち前の高い守備力と統率力を武器に4シーズンでリーグ戦111試合に出場し、チームの最終ラインを支えた。
2022シーズンには同国の大田ハナシチズンへ移籍。キャプテンとしてチームを牽引し、韓国2部リーグのベストイレブンに選出される活躍を見せ、チームの1部昇格に大きく貢献した。さらに、A代表デビューも飾るなどまさに飛躍のシーズンを送った。
2024シーズンからはアラブ首長国連邦のシャールジャへ完全移籍しており、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)などでも一際存在感を発揮。FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の代表メンバー入りも確実視されていたが、W杯直前に行われた韓国代表活動中に足底腱膜断裂の大怪我を負い、本大会への出場辞退を余儀なくされてしまうなど、屈辱を味わった。
所属元のシャールジャとは7月1日付けで契約満了となっており、現在はフリーとなっている。CBの層をワンランク上げるためにも、C大阪が同選手を獲得に乗り出しても不思議ではない。
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