Jリーグ 川崎フロンターレ

持山匡佑は「もったいない」川崎MF脇坂泰斗が金言!水戸戦ハットの裏で…

脇坂泰斗 写真:アフロスポーツ

 川崎フロンターレは24日に行われたJ1百年構想リーグ戦で、水戸ホーリーホックに3-1で勝利。試合後、キャプテンであるMF脇坂泰斗によるコメントが話題に。チームメイトであるFW持山匡佑に対するメッセージがクローズアップされている。

 クラブ公式サイトによると、脇坂は試合後のインタビューで後半の流れを変えた要因として持山の名を挙げ、「モチ(持山匡佑)が入ってキャラクターの変化もありながら、自分たち主導で相手を引っ張って空いたスペースに誰かが走ることができていた」と振り返った。

 問題は、その発言が単なる戦術論で終わらなかった点だ。持山がインタビューで「脇坂選手が1年目の経験を交えて話してくれたことがありがたかった」と明かしたことを受け、脇坂は核心を突く言葉を続けた。「ベンチ外を受け入れてしまっていた。難しいのはわかるが、彼には可能性があると感じていたので、もったいないと思っていた」。そして放った一言が「自分次第だぞ」。

 この言葉から、およそ2週間後だという。

 脇坂自身も「タイミングによっては声をかけても(頭に)入ってこない」と吐露しており、声をかける”瞬間の選択”がいかに繊細なものかを示している。田中碧、小林悠といった名前を引き合いに出しながら「あがいている期間は間違いなく次につながる」と語った言葉には、川崎の選手育成哲学が凝縮されていた。

 そして試合後、脇坂は笑いを交えてこう言い切った。「自分は1試合で3点も取ったことがない。もう抜かれてしまった。頼もしい」。キャプテン自身の”自己記録超え”を後輩に許した事実を、これほどフラットに言語化できる選手がどれほどいるか。ファン・サポーターからはキャプテンに対する称賛の声が相次いでいるが、同時に持山の成長を願う声も挙がっている。