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クシニ・イェンギにC大阪残留浮上!「Jリーグ他クラブも…」「契約解除に…」町田テテと兄弟対決も?

クシニ・イェンギ 写真:アフロスポーツ

 セレッソ大阪所属FWクシニ・イェンギは現在、左大腿直筋腱断裂の負傷により長期離脱中。スコットランド1部アバディーンからの期限付き移籍期間は2026年6月までだが、ここに来てC大阪残留の可能性が浮上。町田ゼルビア所属FWテテ・イェンギとの兄弟対決が実現する可能性もあるという。

 英メディア『The Press and Journal』が報じたところによれば、問題は「移籍金」だ。C大阪はイェンギを高く評価しつつも、買い取りオプションを行使する形での完全移籍移行には消極的だという。だが、同選手の慰留そのものへの関心自体は依然として持ち続けており、その実現には「アバディーンが契約解除に応じるかどうか」にかかっている、と同メディアは伝えた。

 アーサー・パパス監督がイェンギを高く評価しているという事実は、話をさらに複雑にする。監督主導の引き留めと、フロントの財布の紐——この綱引きが水面下で続いている構図だ。

 一方、アバディーン側の事情も単純ではない。スポーツディレクターのルッツ・ファネンシュティール氏は、この夏もイェンギの放出を模索する方針だと『The Press and Journal』は報じた。ただし、C大阪移籍前まで出場機会が限られたうえ、深刻な大腿直筋腱断裂まで負ったFWに対し、移籍金を払ってでも獲得したいクラブが現れるかは極めて不透明だ。

 負傷の深刻さは改めて強調に値する。左大腿直筋腱の断裂は手術を要するものであり、オーストラリアで手術を受けたイェンギはリハビリのため大阪へ戻っている。C大阪での実績も、途中出場4試合・無得点という数字が残るのみ。それでも同クラブが残留の可能性を捨てていないというのは、ひとえにパパス監督の信頼があってのことだろう。

 一方で、『The Press and Journal』は「選手サイドは日本国内の他クラブからの選択肢の他に、イギリス復帰の可能性も探っている。選手本人はオーストラリア行きを望んでおらず、ヨーロッパ、もしくはオーストラリア国外でキャリアを続けたいと考えている」とも報じている。

 C大阪残留へのクリアすべき問題はあるが、Jリーグ他クラブ移籍の可能性もあるだけに、日本での兄弟対決そのものは期待できそうだ。