プレミアリーグ アーセナル

アーセナルはアルテタ監督のために「世界最高のMF」を獲得したいと考えている

アーセナル 写真:Getty Images

 リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)の若手MFウォーレン・ザイール=エメリが、ヨーロッパ各国のクラブから注目を集めている。プレミアリーグのアーセナルも中盤の補強候補として、その動向を注視しているようだ。

 ザイール=エメリはPSGのルイス・エンリケ監督の下で出場機会が減少しており、同選手が来2026年夏の移籍を視野に入れる可能性が浮上しているとUKメディア『GiveMeSport』が伝えている。

 ザイール=エメリの代理人ジョルジュ・メンデス氏は、同選手を「世界最高のMFの一人」であり「将来のバロンドール受賞者」と評している。契約期間は4年未満と、まだ十分に残っており、PSGが売却を急ぐ状況にはない。それでも近年の移籍市場では選手の意向がクラブ判断に影響を与えるケースが増えており、PSGのルイス・エンリケ監督の同選手への評価次第では移籍の可能性も否定はできないだろう。

 一方でアーセナルはミケル・アルテタ監督の下で中盤の再編を進めており、今2025/26シーズン開幕前にはMFマルティン・スビメンディとクリスティアン・ノアゴールを補強した。スビメンディはレアル・ソシエダから今2025年夏にアーセナルへ加入し、すでに主力として定着している。

 同メディアは、ザイール=エメリが、チームメイトのMFビティーニャ、MFジョアン・ネビス、MFファビアン・ルイスらの後塵を拝していると指摘。世界でも有数の若手として高く評価されるザイール=エメリは、フランス代表の将来を担う存在とされ、出場機会を求める姿勢を強めているとのことだ。