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元鹿島の町田浩樹、ドイツ・ホッフェンハイム移籍でベルギーファンも後押し

町田浩樹 写真:Getty Images

 昨2024/25シーズンにベルギー1部を制したロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで活躍していた日本代表DF町田浩樹が、ブンデスリーガのホッフェンハイムへの移籍を決めたことが6月27日に報じられた。

 元J1の鹿島アントラーズ(2016-2022)にも所属していた町田は初の欧州5大リーグ挑戦で、ホッフェンハイムと長期契約を結んだとされるが、クラブは詳細を明かしていない。

 移籍を受けて、町田を慕うベルギーのユニオンファンからは温かい応援メッセージがSNSを通じて寄せられている。

 「浩樹、寂しくなるよ。君は永遠に僕らの心の中にいる。僕らのサムライ」「すべてに感謝、君は伝説だ」「寂しくなるよ、将来に向けて頑張って!」

 ホッフェンハイムのスポーツディレクターであるアンドレアス・シッカー氏は獲得の発表に際し「町田の獲得において、我々はこのポジションで求めていた資質を正確に兼ね備えたセンターバックを見つけた。彼は日本代表選手として国際経験を持ち、昨シーズンのベルギー1部優勝において絶対的な中心選手だった。浩樹は決して挑戦から逃げることのない、妥協しないディフェンダーだ」と町田の特徴を説明している。

 町田自身はホッフェンハイムの公式声明で「私にとってホッフェンハイムとブンデスリーガへのステップは、キャリアの次の段階だ」と移籍への意気込みを語っている。

 ドイツメディア『キッカー』によると、ホッフェンハイムは町田の獲得に約450万ユーロ(約7億6,188万円)を支払うことに合意し、ボーナスによって500万ユーロ(約8億4,189万円)を超える可能性があるという。

 なお、ホッフェンハイムは昨シーズン、ブンデスリーガの降格プレーオフ手前の15位(18位中)ギリギリで終了しており、町田の加入で守備の安定感が増すのは間違いなさそうだ。