Jリーグ アビスパ福岡

金明輝監督就任前に…アビスパ福岡から人材流出あった「一身上の都合」

金明輝監督 写真:Getty Images

 サガン鳥栖時代のパワーハラスメント(パワハラ)行為で話題を呼んだ金明輝監督の招へい、『株式会社ふくや』のスポンサー契約満了により、注目を集めているアビスパ福岡。川森敬史代表取締役会長などクラブ幹部への批判が相次ぐ一方、古屋卓哉元社長のSNS投稿が話題を呼んでいる。

 古屋氏は2024年12月31日にfacebookを更新。ベスト電器スタジアムの様子をアップすると、2024年をこう振り返っている。

 「2024年関わっていた方々、ありがとうございます。今年はアビスパ福岡の代表取締役社長を辞任させていただき、福岡、そしてAPAMANでは経験できないことをしたいと考えて町田ゼルビアで新たな挑戦を始めました。望んだ通り、これまでとは真逆の経験、勉強ばかりにその刺激が楽しくて仕方ない日々を送れました。2025年も町田で攻めていきます!夢は福岡と町田の優勝争い。どんなに苦しい時でも心の中にいつもいる」

 この投稿内容はスクリーンショットによりX上で拡散。「これはビックリ!」「去年4月25日に社長辞めているのか…」「アビスパ辞めて町田?町田のヘッドコーチがアビスパ?」など、驚きの声が湧き起こっている。

 福岡は2024年4月25日に古屋氏の社長辞任を公式発表。理由は「一身上の都合」だというが、本人はクラブ公式サイトを通じて「これからアビスパ福岡が日本のトップクラスになるためには、私の出向元の元上司である結城耕造氏に取締役に就任いただき、私に代わって社長職を担っていただくことが最善と考え、今回私から強く推薦させていただきました」と説明していた。