Jリーグ サンフレッチェ広島

フリーの元ブラジル代表ダビド・ルイスが来日?

ダビド・ルイス 写真:Getty Images

 元ブラジル代表DFダビド・ルイスは、2024シーズン限りでブラジル1部CRフラメンゴを契約満了により退団。日本行きの可能性が現地で報じられる一方、鹿島アントラーズOBのジーコ氏が同選手の去就を巡って、古巣クラブへの怒りをあわらにしている。

 現在37歳のルイスは、ベンフィカ、チェルシー、パリ・サンジェルマン、アーセナルでプレーした実績の持ち主。2021年9月からCRフラメンゴでプレーしていたが、2024年12月22日に退団が正式決定している。

 ブラジルメディア『ge』が12月29日に伝えたところによると、本人は「契約更新で合意していたが、インスタグラムを通じて契約満了を知った」とクラブ側の対応に驚愕。電撃退団の背景に、CRフラメンゴのフットボールディレクター交代があるというが、フラメンゴOBのジーコ氏は「私ならそんなことはしない。こうした決定は最初、直接本人に伝えなければならない」などと、古巣を非難したいという。

 一方、ジーコ氏が発起人の「Zico All-Star Game Hiroshima製作委員会」は、2025年7月にサンフレッチェ広島のホーム、エディオンピースウィング広島でチャリティマッチを開催。すでにブラジル代表OBロナウジーニョ氏の参戦が公式発表されているが、『ge』はダビド・ルイスがチャリティマッチでプレーする可能性もあわせて伝えている。

 なおジーコ氏は、「彼はどこへ行っても、幸運であることを願っている」と元ブラジル代表センターバックの去就にも言及。Jリーグ挑戦の可能性については、現時点で報じられていない。