Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜F・マリノスとの契約内容は?ヤン・マテウスに移籍報道

ヤン・マテウス 写真:Getty Images

 2024シーズン終了後、FW西村拓真(町田ゼルビア)やDFエドゥアルドなど、退団選手が相次いでいる横浜F・マリノス。FWヤン・マテウスには残留の可能性が報じられる一方で、ブラジル国内クラブが関心を寄せているという。

 現在26歳の同選手は、ブラジルやポルトガルでのプレーを経て、2022年夏に横浜FMへ完全移籍。来日1年目からJ1優勝に貢献すると、2023シーズンはリーグ32試合の出場で6ゴールをマーク。FWアンデルソン・ロペスらとともに攻撃陣をけん引する存在として、ファン・サポーターからさらに期待を寄せられるなかで迎えた2024シーズンも、35試合の出場で5ゴールと結果を残した。

 J1の舞台で活躍しているだけに、母国方面からの関心は絶えず。ブラジルメディア『ラジオCBN』は2024年9月17日にECバイーアが獲得に動く可能性を伝えるとともに、「マテウスと横浜FMの契約は2025年12月まで残っている」と、契約内容にも触れていた。

 日本国内では「横浜FM残留が既定路線」と報じられているヤン・マテウスだが、ブラジル人のパウロ記者は12月26日に「アトレチコ・パラナエンセがここ数日間探していた右ウイングは、ヤン・マテウスだ」とリポート。ただ、オファーや交渉の有無には触れていない。

 なおブラジルメディア『terra』は2022年8月、横浜FMがモレイレンセからマテウスを獲得したことにより、移籍金300万ユーロ(当時約4億900万円)を支払ったと伝えている。2024シーズン終了後の放出となれば移籍金は発生するだけに、横浜FM残留に落ち着く可能性も考えられる。