スペインのバルセロナに所属するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは、この1年、好調と不調を繰り返してきた。36歳という年齢もあり、同選手がトップレベルでプレーを続けられるかどうか、多くの疑問が投げかけられているのも事実だ。
スペイン紙『スポルト』によると、バルセロナは1月の移籍市場が閉じた後の2月に、レバンドフスキの将来について話し合う予定だという。クラブと同選手との間には「シーズン中に試合の半数以上で45分以上プレーした場合に契約が延長される」という契約条項があり、達成した場合には4年目まで延長される。クラブはその条件が2月までに満たされると見込んでおり、シーズン途中で話し合いを行う予定とのことだ。
同紙はまた、バルセロナの取締役会の一部では、来2025年夏でレバンドフスキとの契約を終わらせるべきだとの声があるとも伝えている。一方で、スポーツディレクターであるデコ氏とハンジ・フリック監督は、同選手のパフォーマンスは依然としてトップレベルであると評価しており、来2025/26シーズンも期待を寄せているようだ。
ただし、ここ最近の様な不調が続いた場合、将来についての議論は変更される可能性もあるようだ。そして重要なのは、クラブが率直かつ誠実に対応すれば、レバンドフスキ自身が身を引く用意があると考えられている点だ。現時点で彼自身はクラブに留まる意向を持っている。
現在、レバンドフスキはラ・リーガ得点王争いで独走状態にあり、第17節までにで16ゴールを挙げて、2位の選手に5ゴールの差をつけている。しかし、ここ数週間でその勢いが減速しており、フリック監督も彼のフィットネスに懸念を抱いている様子だ。
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