Jリーグ ベガルタ仙台

ベガルタ仙台が来季こそJ1昇格を果たすために絶対手放せない選手トップ5

菅田真啓(左)相良竜之介(中)郷家友太(右)写真:Getty Images

昨2023シーズンは多くの新戦力を獲得し開幕を迎えたベガルタ仙台。しかし、結果は16位と下位に沈む苦しいシーズンを過ごした。巻き返しを図るべく、今季は新指揮官に森山佳郎氏を招聘。引き分けスタートとなったが、開幕から7戦無敗と好スタートを切った。残念ながら自動昇格圏入りには届かなかったものの、連敗を2度に留める安定した戦いを披露。シーズン終盤は熾烈なプレーオフ圏争いを制し、6位でJ1昇格プレーオフへと駒を進めていた。プレーオフ準決勝では、3位V・ファーレン長崎を相手に4-1と大勝。J1まであと1勝のところまで駆け上がったが、12月7日に行われた決勝ではファジアーノ岡山に2-0で敗れ4年ぶりのJ1復帰は叶わなかった。

惜しくも昇格を逃した仙台だが、あと一歩のところまで迫っただけに来季は一層期待を寄せられることだろう。しかし、気がかりなのは所属選手たちの去就だ。例年昇格を逃した上位クラブからは少なからず主力が流出しており、今回の仙台も例外ではないだろう。もちろん、所属する全ての選手が重要な戦力であることに違いはないが、ここでは特に手放せない選手を5名ランキング形式で紹介していく(期限付き移籍中の選手は対象外とする)※12月10日時点の情報に基づく。

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ベガルタ仙台 写真:Getty Images

5位:オナイウ情滋

2022シーズンの特別指定を経て、2023シーズン仙台へ加入したMFオナイウ情滋。2年目の今季は開幕戦からスタメン出場を果たし、いきなりアシストを挙げるなど躍動。以降ベンチスタートも多いながら最終的に32試合と多くの出番を得て2ゴール4アシストを挙げた。

サイドでの積極的な仕掛けの姿勢と縦への推進力は相手からすれば脅威そのもの。突破から時には強引にでもクロスまで持っていき、多くのチャンスを演出していた。昨年存在感を示し、今季もシーズン終盤多くのアシストを挙げたMF鎌田大夢もチャンスメイクで言えば重要な戦力だ。しかし、今季の活躍ぶりと単独でも局面を変えられる突破力を考慮して手放せない選手5位とした。


髙田椋汰(日章学園高等学校在学時)写真:Getty Images

4位:髙田椋汰

昨シーズンは大卒ルーキーながらブラウブリッツ秋田でリーグ戦40試合と多くの出場機会を掴んだDF髙田椋汰。期待の新戦力として仙台へ加入した今季もサイドで存在感を放った。残念ながら第28節ジェフユナイテッド千葉戦での負傷によりシーズン終盤はゲームに絡めなかったが、それまでは27試合に出場と新天地でも不動の地位を得ていたと言えよう。

安定感のある身体の強さを活かした守備に加え、攻撃でも正確なクロスからのチャンスメイクや自らも思い切りよく強烈なミドルシュートでゴールを狙うなど多くの見せ場を作れる。来季以降も攻守の要として十分に期待できることから手放せない選手4位とした。

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名前大島俊亮
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