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J復帰・鹿島移籍?セルティックで構想外・元神戸DF小林友希巡り「興味ない」

小林友希 写真:Getty Images

 かつてヴィッセル神戸、町田ゼルビアなどに在籍していたDF小林友希は、スコットランド1部セルティックで構想外に。鹿島アントラーズなど複数クラブからの関心が報じられる中、スコットランド1部セント・ミレンの指揮官が同選手を巡る報道に言及した。

 現在23歳の小林は、2022年11月に神戸からセルティックへ完全移籍も、加入1年目から出場機会を確保できず。2023/24シーズンに至ってはブレンダン・ロジャーズ監督のもとで公式戦ほぼ全試合メンバー外。現地では「セルティックは小林に移籍を許可した」と報じられているが、今月8日時点でもセルティックに籍を置いている。

 今月4日開催のスコットランド1部リーグ2024/25シーズン開幕戦でもベンチ外だった小林。セルティックとの契約を2028年6月まで残す中、英メディア『グラスゴーワールド』が今年6月に鹿島からの関心を報じると、フィンランド1部ヘルシンキなど複数クラブからのオファー拒否も取りざたされた。また、英メディア『スカイスポーツ』は今月6日にセント・ミレンからの関心を伝えている。

 そんな中、地元紙『ヘラルド』が今月8日に伝えたところによると、セント・ミレンのスティーブン・ロビ​​ンソン監督は7日実施の会見で、今年夏の補強計画に言及。小林獲得報道に「小林が非常に優れた選手であることは十分分かっている。ただ他クラブの選手について、良い部分以外を話すつもりはない」と反応した上で、「スコットランドでプレーする選手の噂はつねに飛び交っているので、興味ない」と切り捨てたという。

 欧州でのプレー続行、Jリーグ復帰の可能性があるとみられる小林。Jリーグの第2登録期間(ウィンドウ)は今月21日までであるが、今後他クラブから正式オファーが届くのか注目が集まる。