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サウサンプトンが松木玖生の移籍を正式発表!今季はトルコのギョズテペにレンタル

松木玖生 写真:Getty Images

 イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンは7月30日、J1リーグのFC東京からMF松木玖生を完全移籍で獲得したことを正式発表した。契約期間は4年となっており、今季はトルコ1部の中堅クラブ・ギョズテペにレンタル移籍することも伝えられた。

 松木に関しては、7月13日に海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱するとFC東京が発表していた。その後、サウサンプトンへの移籍が秒読みと伝えられていた中で、なかなか正式発表には至らず、パリ五輪のメンバーからも落選するなど話題を呼んでいた。

 そんな中での正式決定に、レンタル先のクラブは公式Instagramで「2003年生まれのMF松木の2024/25シーズン終了までの期限付き移籍が合意に達した」「松木選手のギョズテペ移籍を歓迎し、栄光のジャージでの成功を祈ります」「我々は松木を温かく歓迎し、彼がこの栄光あるクラブで成功することを祈っている」と発表した。

 この投稿を受けコメント欄には「トルコのサッカー史に残る移籍発表」「非常に堅実な移籍だ」「彼は間違いなくチームに貢献してくれる才能ある選手だ。松木はサウサンプトンに戻るまでに成長しているはずだ」と松木を歓迎するコメントが溢れた。

 青森山田高等学校時代の2021年に高校サッカー選手権で優勝、翌2022年に入団したFC東京では2024シーズンにチームキャプテンも経験。また、AFC-U23アジアカップでも主力として活躍し優勝を経験している。日本代表を背負うであろう松木の健闘を祈りたい。