U23日本代表MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデンVV:STVV)は、日本時間25日未明に行われたパリ五輪男子サッカー競技・グループリーグ初戦のパラグアイ戦でスタメン出場。中盤で好パフォーマンスを発揮しただけに、ステップアップ移籍を期待する声が。本人も大会前にプレミアリーグ挑戦への野望を語っていた。
大岩ジャパンの中心選手として、今年4,5月開催のAFC U23アジアカップでチームを優勝に導いた藤田。STVVでも中盤に欠かせない戦力として存在感を発揮する中、パラグアイ戦では前半から中盤でのボール奪取能力を発揮。相手がラフプレーを連発する中でも、強靭なフィジカルを活かしたプレーで、勝利に貢献している。
試合後、ネット上で「藤田譲瑠チマのプレー素晴らしかった!」「チマは別格」といった称賛が湧き起こると、「藤田譲瑠チマはSTVVから移籍すべき」「パリ五輪の出来次第では欧州5大リーグ行きもありそう」「五輪後に森保ジャパンのコアメンバーになりそう」といったさらなるステップアップを望む声も。同選手に対する期待が高まっている。
そんな藤田は今年5月、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』のインタビューでステップアップ移籍を示唆。「来季STVVで重要な役割を果たすのが僕の思いであることは確か」と残留の可能性を強調しつつも、「最近のアーセナルのようなクラブがタイトル争いを繰り広げているのを見ると、アーセナルのようなクラブでプレーすることが究極の夢であることに変わりはない」などと、プレミアリーグへの思いを吐露。
くわえて森保ジャパン(A代表)でプレーする可能性について「日本代表の一員としてFIFAワールドカップに出場するのは素晴らしいことですが、最大の目標はやっぱりプレミアリーグでのプレー」と誇らしげに語っている。
パリ五輪の舞台でも躍動している藤田。当たり負けしないフィジカルを兼ね備えているだけに、プレミアリーグのプレースタイルに適用する可能性は十分に考えられる。
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