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SDGs目標達成へのプロジェクト
マイナビ仙台では今回のサステナブルデー以外にも、選手たちが日頃から実践している「SDGs17の目標」の取り組みを公式サイト内で紹介している。国際連合(UN)が2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すために制定した17種類の国際目標だ。
SDGs17の目標
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
サイトでは、選手全員がSDGsの各目標について実行している、または実行を呼びかける具体的な内容が直筆で公開されている。
例えばDF國武愛美は、7番目の目標「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」に対して「使わないものはコンセントから抜こう!」。FWカーラ・バウティスタは、6番目の目標「安全な水とトイレを世界中に」に対して「水の節約のため、シャワーよりお風呂に入るようにしています」。
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サステナブルデーは他クラブの手本に
当日のアクティビティ以外でも、マイナビ仙台は同日の試合(浦和戦)観戦について事前に公共交通機関の利用をすすめる告知を掲載。CO2(二酸化炭素)削減の対策を行なっていた。さらに紙資源を削減するためWEBチケットを誘致し、一部エリアの席を半額提供する「サステナブルデー特別チケット」も販売された。
これらは、サッカーを通じて環境問題解決に取り組むイギリスのチャリティー団体「Football For Future(フットボール・フォー・フューチャー)」が提唱する、サステナブルなサッカー試合の手本となる取り組みと重なる。チケットのデジタル化促進や公共交通機関の選択については、観客の見込み数が多ければ多いほど取り組むべき重要度は増していくだろう。
クラブ初の試みとなったマイナビ仙台のサステナブルデー。実際に現場でアクティビティに参加した上で思うことは、同クラブのSDGsに対する取り組みの徹底ぶりだ。サッカーを通じて環境問題に触れる流れや空間ができあがっていたことが伺えた。WEリーグ他クラブの中でも先駆的な取り組みであり、今後もさらにパワーアップしたサステナブルデー開催をとても期待している。
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