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浦和退団シャルク、蘭2部移籍で合意。元岡山ヨルディ・バイスとの共闘幻か

アレックス・シャルク 写真:Getty Images

 オランダ人FWアレックス・シャルクは、2023シーズン限りで浦和レッズを契約満了により退団。Jリーグクラブからの関心も取りざたされたが、オランダ2部ADOデン・ハーグ移籍で合意に達したという。

 そんなシャルクの去就を巡っては、オランダメディア『FC Update』が選手サイドとデン・ハーグの交渉を報じた一方で「古巣のNACブレダもシャルク獲得に興味を持っているクラブのひとつだ。日本のいくつかのクラブも彼に関心を寄せている」と、複数クラブによる争奪戦の可能性もあわせて伝えていた。

 オランダメディア『Voetbal』が12日に伝えたところによると、シャルクはデン・ハーグと2025年6月までの1年半契約締結で合意。契約には1年間の契約延長オプションが盛り込まれているほか、選手本人は12日午前にメディカルチェックを受けるという。

 デン・ハーグは2007/08シーズンに1部昇格を果たした後、10年以上ににわたり1部の舞台で戦ってきた。しかし2020/21シーズンの1部リーグを18位で終えて、2部降格。2022/23シーズンは2部リーグで12位に終わったが、今季は20試合を終えて10勝7分3敗。首位から勝ち点8差の3位につけている。

 昇格争いを繰り広げるデン・ハーグの補強については、オランダメディア『Voetbal』が今月8日に「(2023シーズン限りでファジアーノ岡山を退団した)ヨルディ・バイスのオランダ復帰が近い。彼はデン・ハーグからのオファーを受け入れるか検討している」とリポート。しかし同メディアは12日になって「バイスの獲得はより困難なものになった」と、元Jリーガーコンビ結成の可能性が低い現状を伝えている。