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前田大然は負傷で日本代表辞退「VAR廃止を」とセルティック監督不満のワケ

前田大然 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属FW前田大然は、今月7日開催のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)アトレティコ・マドリード戦で一発退場。くわえて膝を負傷し、北中米W杯アジア2次予選の日本代表メンバーを辞退することが確実とみられている。そんな中、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が前田の退場シーンに関連して、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)判定への不満をあらわにした。

 今季ここまで公式戦ほぼ全試合スタメン出場の前田。アトレティコ戦では、0-1で迎えた23分にDFマリオ・エルモソと交錯。その際にエルモソの足を踏みつけたとして、VAR判定の末にレッドカードを提示された。

 ただこのVAR判定に対しては、ネット上で「厳しすぎる」という反対意見が噴出。複数のセルティックOBも「レッドではない」と主張するなど、議論の対象に。英公共放送『BBC』によると、ロジャーズ監督も以下のようなコメントを残したという。

 「あの退場でゲームが台無しになった。それに(VAR判定によって、)コンピューターゲームのように、スクリーンに映し出されるすべてのプレーが評価されるようになってきている。それはサッカーじゃない」

 「選手の視点からも、サポーターの視点からも、サッカー全般の視点からも、VAR判定は我々が知っているサッカーではないし、我々が愛しているサッカーでもない」

 「VARのないイングランド2部リーグに携わっている人々と話したことがあるが、彼らはVARのないサッカーを楽しんでいる。いくつかの誤審があることは承知している。ただ常にスクリーンで見ている状態だと、ゲームの流暢さがやや失われたように感じるんだ」

 また前田の負傷について「彼はエルモソと衝突したことにより、膝の靱帯を痛めた」とコメント。離脱期間が最大6週間であることを明かしており、今月の日本代表活動には不参加となる見通しだ。