シント=トロイデンVV(STVV)所属MF伊藤涼太郎は、今年夏までアルビレックス新潟でプレー。Jリーグとベルギー1部リーグを比較したほか、日本代表メンバー入りへの思いも明かしている。
同選手は昨年に浦和レッズから新潟へ完全移籍すると、加入1年目にJ2リーグ全試合出場で9ゴールと、クラブのJ1昇格に大きく貢献。2023シーズンもJ1リーグで7得点と、攻撃陣の中心選手として結果を残し、海外挑戦を果たしている。
その伊藤は、7月30日のベルギー1部リーグ開幕戦でいきなり先発出場すると、その後も3試合でスタメンに抜てき。早くも中盤に欠かせない戦力として、トルステン・フィンク監督からの信頼をつかんでいる。
今月17日にKVメヘレン戦を控える中、伊藤はクラブ公式の記者会見に出席。ベルギー紙『HBVL』によると、同選手は会見の場で以下のようなコメントを残したという。
「Jリーグとベルギーのリーグを比較することはできないですね。全く違うスポーツが行われているような感覚です。ただベルギーでプレーすることによって、僕自身より成長できると思います」
「子供の頃からの夢なんですけど、いつか日本代表のメンバーに入りたいですね。すでに“いとう選手”が3人(伊東純也、伊藤洋輝、伊藤敦樹)も選ばれているので、4人目になれたらと思っています」
なお伊藤は自身のパフォーマンスについて「いくつかの決定機でもっとうまくプレーできたはず。まだまだ改善の余地はありますし、もっと決定力を持って90分間プレーしなければいけません」と分析している。
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