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日本代表戦前に内紛?メンバー選考巡りドイツ代表監督にブンデス幹部皮肉

ハンジ・フリック監督 写真:Getty Images

 ドイツ代表は昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)で、格下の日本代表相手に逆転負け。森保ジャパンとの再戦を今月10日未明(日本時間)に控える中、ブンデスリーガ(ドイツ1部)RBライプツィヒ幹部が同クラブ所属FWティモ・ベルナーのメンバー落選をうけて、ハンジ・フリック監督に皮肉交じりのメッセージを送っている。

 ベルナーはこれまで代表戦で50試合以上に出場。2018年のロシアW杯グループリーグ全試合でスタメン出場したほか、2021年開催のEURO2020(欧州選手権)でもプレー。ただカタールW杯を怪我により棒に振ると、今年6月の国際親善試合も欠場。今季開幕前に復帰したものの、今月の代表メンバーには名を連ねていない。

 このベルナーの代表落選には、当然ながらライプツィヒのマックス・エベールSD(スポーツディレクター)が反応。ドイツ誌『ビルト』のインタビューで以下のようなコメントを残している。

 「フリックによるメンバー選考は、(現在の)パフォーマンスに基づいている。外から見ていると、フリックはかなり努力していると思う。ただ、やり過ぎて物事がもつれる時があるのが気がかりだ。今は枠組みを見つけなければならない時期に来ている」

 今回のメンバー選考では、DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)やMFヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)などカタールW杯出場選手が次々と選出される一方、ベルナーと同じくMFレオン・ゴレツカ(バイエルン・ミュンヘン)の落選にも注目が集まっている。

 なおドイツ代表は今年3月以降に5試合を戦って1勝1分3敗。現地では「今月の日本戦、フランス戦の結果次第で監督交代」という報道が飛び交っている。