
強みを理解して成長し続ける姿
「本当に代表って、自分の特徴に自信がある選手が集まっている場所だと思うんですけど、スピードは誰にも負けたくないというのはあります」と語るように、宮澤の強みはなんといっても50m走6秒8のスピードだ。
U-16代表候補に選ばれた際にも「緊張しないように気を付けて、自分の強みのスピードを生かしたプレーができるようにしたい」とコメントし、マイナビ仙台のホームページでも得意なプレー、注目してほしいプレーに「スピードにのったプレー」を挙げていることから、自身の強みをは理解してきたことだろう。
日テレベレーザからマイナビ仙台に移籍した理由にも「ベレーザはパスがうまいチームで、私はサイドなどで生かしてもらっていました。でも私は自分でボールを前に出すのがスタイルというか強みで、そうした強みがあったから代表にも選ばれていたと思うんです」と明かしていた。
今W杯における、グループステージ第3戦のスペイン戦(7月31日)と決勝トーナメント1回戦のノルウェー戦(8月5日)のゴールなどからも、強みを活かして得点を量産していることがわかる。

好きなサッカー選手は…
ちなみに自身の強みを理解してプレーをしてきた宮澤の好きな選手は、パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWネイマールだ。「どのようなプレーで魅了したいか?」という質問に対して「スピードに乗ったドリブルでたくさんのチャンスメイクをしたり、ゴール前でのアイディアで見ている人をワクワクさせたい。また、勝利という形で貪欲にゴールを狙う姿でも魅了したい」と回答している。

レジェンドに並び、アジア人最多得点記録にも期待
今W杯グループステージ終了時点での4ゴールでW杯得点ランクトップタイとなり、決勝トーナメント1回戦ルウェー戦の5ゴール目でトップに躍り出た宮澤。これにて2011年ドイツ大会優勝時の、元なでしこジャパン主将MF澤穂希が決めた得点数に並んだ。澤以来、3大会ぶりのなでしこの得点王獲得に期待がかかっている。
さらに宮澤には、アジア人として記録を更新するチャンスも訪れている。歴代女子W杯で、1大会におけるアジア人最多得点記録だ。現在の記録保持者は、1999年の女子W杯で準優勝した中国のFW孫雯(スン・ウェン)で、1大会で7ゴールを決めている。宮澤はこの記録を塗り替え、歴史に名を刻むことができるだろうか。
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