7月7日~7月8日に行われた、2023明治安田生命J1リーグの第20節。名古屋グランパスVS横浜F・マリノス(2-2)、サンフレッチェ広島VS鹿島アントラーズ(1-1)と上位陣の直接対決がドローゲームとなる中、首位の横浜FMを追うヴィッセル神戸はアルビレックス新潟を1-0で下し白星を挙げた。
ここでは、そんなJ1第20節で活躍した選手たちを、ベストイレブン形式で紹介していく。
GK:前川黛也(ヴィッセル神戸)
アルビレックス新潟を相手に1-0と無失点勝利を挙げたヴィッセル神戸。決して簡単な試合ではなかったが、そんな中でGK前川黛也の高い集中力と技術は光っていた。新潟の左右の揺さぶりにも動じない鋭い反応のセービングに、グラウンダーの速いクロスにも冷静に対応するなど、安定感のある働きで勝利に貢献した。
DF:高井幸大(川崎フロンターレ)
横浜FCを相手に3-0と快勝した、今第20節の川崎フロンターレ。無失点でのこの勝利は、DF高井幸大がより自信をつけるきっかけになったことだろう。特に速さと強さを武器に迫る横浜のFWマルセロ・ヒアンに対しては抜群の対応力を披露。ベテラン選手がベンチにいる中で、自身の存在感を改めて見せつけチームに完封勝利をもたらした。
DF:ドウグラス・グローリ(アビスパ福岡)
今季ここまで高い攻撃力を誇る北海道コンサドーレ札幌。そんな札幌をホームに迎えたアビスパ福岡は2-1と接戦をものにした。猛攻を受ける中、DFドウグラス・グローリは守備だけでなく攻撃面で魅せた。守備ではPK献上もあったが、攻撃では幻のゴールシーンとなってしまったこぼれ球への好反応や同点弾の起点となる鋭い縦パスを入れるなど存在感を示した。
DF:登里享平(川崎フロンターレ)
横浜FCのスピードに序盤戦苦しんだ今第20節の川崎フロンターレ。しかし、頼れるベテランサイドバックDF登里享平のクロスで均衡を破り、終わってみれば3-0と快勝を遂げた。先制点のアシスト以外でも、ボール奪取から斜めの素早いスルーパスなど、相手の守備陣を脅かすプレーで勝利に貢献した。
DF:湯澤聖人(アビスパ福岡)
Jリーグ屈指の攻撃力を誇る北海道コンサドーレ札幌をホームに迎えた今第20節のアビスパ福岡。1点を先行される難しい展開の中、途中から出場したDF湯澤聖人の逆転ゴールで勝利を飾った(2-1)。そのゴールシーンも含め、前への献身的なスプリントが目立った湯澤。今季初ゴールは、チームに連勝をもたらす貴重なゴールとなった。
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