Jリーグ

【J1リーグ2023】第14節ベストイレブン

写真:Getty Images

5月19日〜20日にかけて行わた、2023明治安田生命J1リーグの第14節。首位を走るヴィッセル神戸が引き分け、追いかける横浜F・マリノス、名古屋グランパスが勝利したことで、勝ち点(神戸30、横浜FM27、名古屋26)で迫る形になった。

ここでは、各地で熱戦が繰り広げられたJ1第14節で活躍した選手たちをベストイレブン形式でご紹介していく。


浦和レッズ GK西川周作 写真:Getty Images

GK:西川周作(浦和レッズ)

アビスパ福岡との対戦となった今第14節の浦和レッズ。結果は残念ながらスコアレスドローとなり、連勝とはならなかった。しかし、引き分けに持ち込むことも決して楽ではなかったこの試合、改めて頼れる姿を発揮していたのがGK西川周作だ。強烈なミドルシュートを止め続け、至近距離からのヘディングシュートもセーブ。チームに貴重な勝ち点1をもたらす活躍を見せた。


横浜F・マリノス DFエドゥアルド 写真:Getty Images

DF:エドゥアルド(横浜F・マリノス)

前節はアルビレックス新潟に悔しい逆転負けを喫した横浜F・マリノス(5月14日1-2)。しかし、今第14節は途中退場者も出る難しいゲーム展開の中、完封勝利を果たし(対ガンバ大阪2-0)首位ヴィッセル神戸との勝ち点差を縮めることに成功した。そんな完封劇に大きく貢献したのがDFエドゥアルドだ。裏へ抜け出され、中へのパスが許されない中でのスライディングカットや、キーパーもかわされてしまった中での決死のブロックなど、守備面で大きくチームを救う働きを見せた。


DF:マテウス・モラエス(横浜FC)

難敵川崎フロンターレを2-1で破り、2023シーズン初の連勝を果たした横浜FC。苦しんできた序盤戦を乗り切り、希望の光が見えた一戦となったことだろう。川崎を相手に2得点を挙げた攻撃陣の奮闘ぶりももちろんだが、守備陣の貢献を忘れてはならない。特に、DFマテウス・モラエスの守備力は、川崎自慢の攻撃陣を大いに苦しめていた。屈強なフィジカルで相手のチャンスをつぶし、高さでクロスをはじき続ける壁として存在感を示し、加えてサイドまで広くカバーリングに走り続ける働きで点差を守り抜いた。


横浜F・マリノス DF永戸勝也 写真:Getty Images

DF:永戸勝也(横浜F・マリノス)

結果的には2-0で試合を終え、首位ヴィッセル神戸との勝ち点差を縮めることに成功した今第14節の横浜F・マリノス(対ガンバ大阪)。しかしDF松原健の退場、再三ゴールまであと一歩のところまで迫るG大阪の猛攻と、数字とは裏腹に厳しい試合展開だったことも事実だ。そんな中、DF永戸勝也はチームを救う活躍を見せた。数的不利の中迎えた終盤。やや距離のあるフリーキックを得てキッカーを務めた永戸は、左足一閃の見事なシュートをゴールに突き刺し追加点を生み出した。精神的にも肉体的にも苦しい時間帯に飛び出したスーパーゴールで、勝利を大きく引き寄せた。


北海道コンサドーレ札幌 MF荒野拓馬 写真:Getty Images

MF:荒野拓馬(北海道コンサドーレ札幌)

2023シーズンも北海道コンサドーレ札幌の中核として、攻守で献身的な働きが目立つMF荒野拓馬。今第14節も攻守に渡って勝利に貢献している(対京都サンガ2-1)。攻撃ではターンから見事な連携でサイドを崩したり、一気に裏を突く縦パスで決定機を作り出し、守備でも突破を阻みそのまま持ち上がるなど尽力。3連勝を果たす原動力となった。

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名前大島俊亮
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