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ブライトン三笘薫にトッテナム関心報道「ポステコグルー監督が熱望」

三笘薫 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティックを率いていたアンジェ・ポステコグルーは、プレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーの監督に就任。セルティック所属FW古橋亨梧、MF旗手怜央への関心が取りざたされているが、ここにきてブライトン所属MF三笘薫の獲得に動く可能性が現地で報じられている。

 三笘は2021年8月に川崎フロンターレからブライトンへ完全移籍。ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)へレンタル移籍期間をへて、昨年7月にブライトンへ復帰すると、2022/23シーズンはプレミアリーグ初挑戦ながらも33試合出場で7ゴール5アシストと活躍。来季UEFAヨーロッパリーグ出場権獲得に大きく貢献している。

 ブライトンとの契約を2025年6月まで残す三笘の去就については、同クラブのロベルト・デ・ゼルビ監督が今夏残留が基本線であることを強調。選手本人も帰国後に残留の意思を表明している。

 そんな中、英紙『デイリーメール』は「ポステコグルー監督は三笘の大ファン」とし、トッテナム移籍の可能性を報道。ブライトンでの活躍ぶりを伝えた上で、「ポステコグルーはこの夏、トッテナムのチームにもう一人ウインガーを加えたいと考えているかもしれないし、三笘もそれに応えるかもしれない」

 「ポステコグルーは三笘獲得に全力を尽くす前に、彼が出場可能かどうかを見極めるために時間を待っているのかもしれない」と綴っている。

 なおポステコグルーはセルティック監督時代の今年4月、2021年夏に三笘の獲得に興味を示していたことを告白。「三笘をセルティックに連れて来ようとしたが、ブライトン移籍がほぼ決まっていたんだ。彼と古橋が、私が連れてこようとした最初のふたりだったんだ」とコメントを残している。