ポルトガル1部ポルティモネンセ所属の日本代表GK中村航輔は、フランス1部オリンピック・リヨン移籍が噂されていたが、ここにきてトルコ1部の強豪フェネルバフチェも移籍先候補に浮上している。
同選手は2021年に柏レイソルからポルティモネンセへ完全移籍も、2021/22シーズンまではトップチームでの出場機会に恵まれなかった。しかし昨年8月にGKサムエルがFCポルトへ移籍したことをきっかけに、正守護神に定着。昨年9月から先月28日の今季最終戦までリーグ戦全試合フル出場すると、今月のキリンチャレンジカップで日本代表復帰を果たしている。
ポルトガル紙『O JOGO』は先月末、リヨンが中村の獲得を狙っていると報道。移籍金350万ユーロ(約5億2000万円)のオファーを提示したものの、ポルティモネンセは契約解除金4000万ユーロ(約60億円)よりも大幅に低い金額であることを理由に拒否。2025年6月まで契約を残す中村を必要不可欠な戦力とみなしているという。
そんな中、ポルトガル紙『ア・ボーラ』の報道によると、フェネルバフチェも中村に関心を寄せている模様。ただ同紙も「ポルティモネンセは4000万ユーロの契約解除条項を盾にして、必要不可欠と考える選手を手放すつもりはない。フェネルバフチェは高額な移籍金を用意しなければならない」と綴るなど、トルコ移籍の可能性が低いとの見方を示している。
フェネルバフチェはトルコ国内リーグ19度の優勝を誇る強豪。2022/23シーズンは25勝5分6敗と、首位ガラタサライから勝ち点8差の2位で終えている。
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