スコットランド1部セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、アンジェ・ポステコグルー監督招へいのプレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパー移籍が噂されている。しかし、ここにきてプレミアリーグ昇格組バーンリーが同選手をリストアップしたと現地で報じられている。
古橋はヴィッセル神戸で活躍すると、2021年7月にセルティックへ完全移籍。今季はスコットランド1部リーグで28ゴールをマークするなど絶対的ストライカーとして活躍し、リーグ連覇やスコットランド3冠に貢献。スコットランドリーグの年間最優秀選手賞も獲得した。
セルティックで実績を積み重ねているだけに、古橋に対するプレミアリーグ方面からの関心は絶えない。英紙『デイリーレコード』が先月末にトッテナム移籍の可能性を報じると、ノッティンガム・フォレスト、ボーンマス、クリスタル・パレスからの関心も取りざたされている。
そんな中、英紙『ミラー』は今月24日に「バーンリーのヴァンサン・コンパニ監督は、新たなストライカーを探している。ネイサン・テラの完全獲得を断念し、古橋に目をつけている」とリポート。
バーンリーは2022/23シーズンの英2部リーグを制覇。プレミアリーグ昇格を成し遂げたが、リーグ戦17ゴールのテラにサウサンプトン復帰の可能性が浮上。テラの完全獲得には1800万ポンド(約33億円)を要するという。
なおコンパニは、2019年夏から2021/22シーズン終了後までベルギー1部の強豪アンデルレヒトを指揮。アンデルレヒト元アシスタントコーチのクレイグ・ベラミー氏は昨年2月、イギリスメディア『セントラルクラブ』のインタビューで「コンパニは、ポステコグルーがアンデルレヒトで何をするのか見てみたかったね。だけど、彼は結局セルティックに行ってしまった。コンパニはポステコグルーをアンデルレヒトに連れて来たいと考えていたんだ」と語っていた。
横浜F・マリノス監督時代から、ポステコグルーの手腕を高く評価していたコンパニ。そのポステコグルーのもとで古橋は好成績を残しただけに、バーンリーが同選手の獲得に乗り出す可能性は十分に考えられる。
コメントランキング