Jリーグ V・ファーレン長崎

長崎から契約延長オファーも…クレイソンがフリー移籍か「母国復帰へ交渉」

クレイソン・ビエイラ 写真:Getty Images

 V・ファーレン長崎所属のブラジル人FWクレイソンは、今月末での契約満了をもって退団する可能性が浮上。ブラジル国内クラブとの交渉が、現地で報じられている。

 クレイソンは先月はじめ、米メディア『TNTスポーツ』ブラジル版のインタビューで「長崎との契約は今年6月までだけど、(契約に関することは)代理人に任せている。僕は落ち着いて、このクラブで自分のベストを尽くすことだけに集中しているんだ。でもブラジルに戻りたいという思いはある。近い将来、実現することを願っているよ」と、去就が不透明であることを認めていた。

 そんな中、ブラジルメディア『グローボ』は今月19日に「ブラジル1部フルミネンセがクレイソンと交渉。彼は母国復帰を望んでいる」と報道。これによると、クレイソンにはフルミネンセ以外のクラブも関心を寄せている模様。長崎は契約延長オファーを提示するなど、同選手の慰留に動いているという。

 クレイソンは、2017年5月からおよそ2年半にわたりブラジル1部コリンチャンスに在籍。現長崎監督のファビオ・カリーレ氏から指導を受けると、昨年7月の長崎加入により恩師と再会。今季は開幕から出遅れたものの、4月12日のJ2第9節ヴァンフォーレ甲府戦以降はほぼ全試合でスタメン出場。ただ今月17日の第21節大宮アルディージャ戦ではベンチ外だった。