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浦和ホイブラーテン「ショルツとのコンビは…」日本人の性格に驚きも

マリウス・ホイブラーテン 写真:Getty Images

 浦和レッズ所属のノルウェー人DFマリウス・ホイブラーテンが、日本での生活や浦和サポーターの熱狂ぶりに言及。デンマーク人DFアレクサンダー・ショルツとのセンターバックコンビについても語っている。

 同選手は今年1月にノルウェー1部FKボデ/グリムトから浦和へ完全移籍。ショルツとともに今季ここまでリーグ戦全試合で先発出場しているほか、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝のアル・ヒラル戦でも2試合ともにフル出場。不動のセンターバックとしてACL優勝やJ1での上位躍進に貢献している。

 そんなホイブラーテンは今月、FIFA(国際サッカー連盟)の公式インタビューで日本文化に言及。「最初はかなりカルチャーショックもあった」とした上で、「来日前から日本について知っているつもりだったけど、全員が本当に礼儀正しいことには驚いたね。多くの人が英語を流暢に話せるわけではないのに、いつも助けてくれるんだ。ノルウェーとは全然違うね」と語っている。

 また同選手は「サポーターはホームでもアウェイでも、90分間ずっと(チャントを)歌い続けてくれる。試合が終わった後も15分、20分座らずに歌ってくれるし、本当に素晴らしいよ。彼らのクラブに対する愛着や熱狂ぶりを感じ取ることができるんだ」と、浦和サポーターの後押しにも言及している。

 浦和はJ1リーグ17試合を終えて12失点。ショルツとホイブラーテンの活躍もあり、リーグ最少だ。ホイブラーテンは「ショルツと一緒にプレーできて光栄だ。彼とのセンターバックコンビは、一緒にプレーするたびにさらに良くなっていくと思う」とコメント。

 「僕は今季開幕2週間前に来たし、ショルツと一緒にプレシーズンを過ごしていなかった。もちろんデンマークとノルウェーの出身だから、お互いのことを最初から理解し合えたんだ。ショルツはサッカーについて僕と同じような考えを持っていると思う。守備の仕方について考えを共有できているんだ」と好調の要因を語った。