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吉田麻也のシャルケ退団が決定。独2部で現地「彼はインタビューで…」

吉田麻也 写真:Getty Images

 シャルケ所属の日本代表DF吉田麻也は、クラブの2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)降格により退団が濃厚とみられている。その中、イタリア方面で同選手の退団が決定という先行報道が駆け巡っている。

 吉田は27日のブンデスリーガ最終節RBライプツィヒ戦後、西部ドイツ放送のインタビューで「これからどうなるのか分からないですね。今シーズンは30試合以上出場しましたし、日本代表でもプレーしています。シャルケでプレーし続けるつもりですが、もしかしたら他のクラブに行くかもしれません」とコメント。去就不透明であることを認めていた。

 するとイタリアメディア『トゥットメルカート』は30日に「シャルケ公式:吉田は契約更新せず、移籍市場に復帰」と見出しをうち、「吉田はドイツ2部降格後、シャルケでの冒険を続けないことを決意した。元サンプドリアのディフェンダーはインタビューで、フリーで新しいクラブを見つけることを明らかにしている」と伝えている。

 同選手とシャルケの契約については、ドイツ誌『ビルト』が「シャルケがブンデスリーガに残留した場合、吉田も残留する。その場合、彼の契約は今季終了時に切れるのではなく、自動的にもう1年延長される」と報道。

 契約期間延長オプション発動の条件である「公式戦25試合以上でプレー」はクリアしたものの、「シャルケの2部降格により退団する」と伝えていた。

 吉田は昨年7月にシャルケと1年契約を締結。今季開幕からほぼ全試合で先発出場するなど、チームがブンデスリーガ残留争いを強いられる中でも主力選手として活躍していた。

 しかし今月13日に行われた第32節バイエルン戦ではバックパスが中途半端になったところを奪われて追加点を献上。このミスもあり、20日の第33節アイントラハト・フランクフルト戦でベンチ外となると、最終節ライプツィヒ戦でも出番がなかった。