MF:ジョルディ・クルークス(セレッソ大阪)
3連勝を狙うセレッソ大阪は、同じく2連勝で波に乗る横浜FCと対戦。結果は2-0と大阪が連勝数を伸ばすことに成功した。そんな好調同士の1戦において、再三にわたり右サイドからのチャンスメイクで貢献していたのがMFジョルディ・クルークスだ。得点にこそ結びつかなかったが、クロスや突破で攻撃を活性化させ、入っていれば芸術的なゴールとなり得たカウンター攻撃でポスト直撃弾を放つなど、自身の攻撃能力を大いに発揮した。
MF:脇坂泰斗(川崎フロンターレ)
3連勝の後2連敗と波に乗り切れない2023シーズンの川崎フロンターレ。首位を追う上でこれ以上の連敗は許されない中、今第15節では柏レイソルを相手に2-0と完勝し次節のヴィッセル神戸戦へ弾みをつけた。川崎のパスワークが光ったこの試合、中心に居たのはやはりMF脇坂泰斗だった。序盤から左右両サイドで素早くゴールに迫るパスワークに絡み、自身も速さと鋭さの光る中央突破を見せるなど攻撃を牽引。2点目のアシストもマークし、完勝の立役者となった。
MF:香川真司(セレッソ大阪)
12年ぶりのJリーグ復帰後、セレッソ大阪で高いパフォーマンスを発揮しているMF香川真司。今第15節でもその存在感は圧倒的で、90分を通して主に攻撃の作りの部分で勝利に貢献している(対横浜FC2-0)。視野の広さと技術の高さで高精度のサイドチェンジからチャンスを作り出し、2点目のシーンでは連携と技ありのボールタッチでエリア内に侵入。強烈なミドルシュートを放つなど、見せ場を多く作っていた。
FW:武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)
2023シーズン開幕以降、好調を維持しているヴィッセル神戸。前節で連勝がストップしたものの、今第15節ではFC東京を相手に3-2と競り勝っている。そんな接戦の中、FW武藤嘉紀は古巣を相手に圧倒的な存在感を放っていた。序盤から神戸ペースで進んだこの試合、武藤は自身の2ゴールも含め全得点に関わり攻撃を牽引。守備でも終始献身的なプレスをかけ続け、攻守に渡って躍動した。
FW:アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)
連勝で首位に迫りたい王者横浜F・マリノスは、今第15節でアビスパ福岡と対戦。2-0と完勝を果たしたこの試合では、前線の選手たちの見事な連携が数多く見られた。中でも、2ゴールを挙げたFWアンデルソン・ロペスの働きぶりは圧巻だった。自陣でのつなぎにも加わって攻撃を作ると、1点目はそのままゴール前までスプリントして頭で合わせ先制点をマーク。2点目はフェイントからGKのタイミングを外す技ありのシュートを見せるなど、改めて得点力の高さを見せつけた。
FW:イッサム・ジェバリ(ガンバ大阪)
久々の勝利で連敗を5でストップさせた今第15節のガンバ大阪。長いトンネルを抜け出す立役者となったのが、加入1年目の新戦力FWイッサム・ジェバリだ。自身で得点を挙げることはなかったものの、味方の上がりを待てるキープ力と丁寧な落としで攻撃を支え、ゴール前でも冷静な判断で2アシストをマーク。降格圏脱出に向けて、価値ある勝ち点3をもたらす活躍を果たした。
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