Jリーグ 横浜F・マリノス

「横浜FM時代から…」ポステコグルー監督プレミア挑戦をロマーノ氏推奨

アンジェ・ポステコグルー監督(写真左)と古橋亨梧(写真右) 写真:Getty Images

 かつて横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルーは、セルティック監督としてスコットランド1部リーグ連覇を達成。FW古橋亨梧ら日本人選手を指導する中、現地ではプレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーの監督就任待望論が沸き起こっている。

 トッテナムは今季プレミアリーグ残り2試合で17勝6分13敗。来季UEFAヨーロッパリーグ出場圏内の5位リバプールから勝ち点8差の7位と、すでにUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃している。また今年3月にはアントニオ・コンテ監督を解任。アシスタントコーチを務めていたクリスティアン・ステッリーニ氏が今季終了後まで指揮することになっていたが、そのステッリーニ氏もわずか1か月で解任。現在はライアン・メイソン氏が暫定指揮を執っている。

 そのトッテナムの次期監督候補には、オランダ1部フェイエノールトのアルネ・スロット監督やポルトガル1部スポルティングCP率いるルベン・アモリム監督が浮上。ポステコグルーの名前も候補に含まれている。

 そんな中、欧州の移籍事情に詳しいジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は現セルティック指揮官のプレミアリーグ挑戦を推奨。ポッドキャスト『Here We Go』で「私はこれを10年以上言い続けてきたが、ポステコグルーは世界最高の監督のひとりだ」

 「彼はセルティックで自身のクオリティを示している。セルティックを愛しており、セルティックで素晴らしい仕事をしている。プレミアリーグでも自分が世界最高の監督のひとりであることを証明してくれるだろう」と語ったのだ。

 先日、日本代表FW前田大然やMF旗手怜央、古橋に今夏セルティック退団の可能性があることを認めたポステコグルー監督。3選手のプレミアリーグ移籍が噂される中、監督自身もプレミアリーグに新天地を求めるか注目が集まる。