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浦和サポを称賛!アル・ヒラル戦ゴミ拾い活動に現地「素晴らしい日本文化」

浦和レッズのゴール裏 写真:Getty Images

 浦和レッズは29日、敵地サウジアラビアでのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝アル・ヒラル戦1stレグを1-1で終了。試合後、観客席を清掃する浦和サポーターの姿に日本国内のみならず現地からも称賛の声が沸き起こっている。

 サウジアラビア紙『ariyadhiah』は試合後、公式ツイッターアカウントに24秒間の動画をアップするとともに「スタジアムを出る前にスタンドを掃除する日本のファン」と紹介。動画ではひとりの浦和サポーターが「埼スタみんなで行こうぜ!6万人であれば絶対勝てるから!6万人でやってやろう!」と鼓舞する傍ら、通路には大量のゴミが入った袋が置かれている。

 この投稿には、日本のSNSユーザーから「誇りに思います」、「浦和サポでよかった」というメッセージが寄せられているほか、アラビア語で「素晴らしい日本文化だ」、「彼らはヒーローに値する」などゴミ拾いを行う浦和サポーターを称える声がある。

 浦和はアル・ヒラルとの一戦で13分に先制ゴールを許すものの、53分にFW興梠慎三のゴールで同点に。86分には相手に退場者が出ると、アル・ヒラルの反撃を断ち切りドロー。アウェイゴールというアドバンテージを得て、5月6日の2ndレグに臨むことになった。

 なお日本人のサッカーファンによるスタジアムでの清掃活動は、昨年11月に行われたFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)でも話題に。日本代表サポーターが現地のW杯運営スタッフから表彰されている。