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J再挑戦の可能性は?元神戸・C大阪ダンクレーがブラジル国内クラブ退団へ

ダンクレー 写真:Getty Images

 かつてヴィッセル神戸やセレッソ大阪でプレーしたブラジル人DFダンクレーが、ブラジル国内クラブ加入からわずか3カ月で構想外に。移籍期間終了間近での駆け込み移籍が濃厚と現地で報じられている。

 ダンクレーは昨年7月にサウジアラビア2部アル・アハリを退団。数か月間の無所属期間をへて昨年12月にブラジル2部ECヴィトーリアへ復帰すると、今季はここまで公式戦20試合中13試合で先発出場。先月23日に行われたコパ・ド・ノルデスチのナウチコ戦では、かつてC大阪でプレーしていたブラジル人MFソウザと直接対決。試合後にはユニフォーム交換を行っていた。

 古巣クラブで出場機会を得ていたダンクレーだが、『Futebol Bahiano』の報道によると突如ECヴィトーリアの構想から外れたとのこと。選手サイドは現在他クラブと交渉しているほか、本人はトレーニングに参加していないという。

 また同選手のもとには、ヴィラ・ノヴァFCやゴイアスからオファーが届いた模様。しかしECヴィトーリアよりも年俸額が低いことを理由に却下したという。

 なおダンクレーは2019シーズンから2年間にわたり神戸に在籍。2021年にセレッソ大阪へ加入したが、わずか半年でアル・アハリへ完全移籍している。Jリーグの第1登録機関(移籍ウィンドウ)が今月31日、ブラジル国内の移籍期間が来月4日までである中、同選手の去就に注目が集まる。