Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島とSTVVが同レベル。J1とベルギー1部のパワーランキング比較が話題

鹿島アントラーズの選手たち 写真:Getty Images

 元日本代表FW岡崎慎司ら日本人選手5名を擁するシント=トロイデンVV(STVV)は、鹿島アントラーズなどJ1リーグ上位クラブと肩を並べる程度であるようだ。データ分析サイト『オプタ』は今月13日、世界中のサッカークラブを対象とした「パワーランキング」を公開。SNS上でJリーグ所属クラブとベルギー国内クラブの比較が話題を呼んでいる。

 『オプタ』は「世界のサッカーで最も優れたクラブはどこか?」と見出しをうち、およそ13500クラブを対象としたランキングを公表。プレミアリーグ(イングランド1部)やラ・リーガ(スペイン1部)など欧州主要リーグのみならず、Jリーグや韓国1部、オーストラリア1部、ブラジル1部など欧州以外のクラブについてもランキング付けを実施。公式サイトでは、複数国を対象としたパワーランキング比較が可能となっている。

 Jリーグとベルギーリーグの比較では、DF町田浩樹所属のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)が「84.7」で1位となっているほか、日本代表MF三好康児所属ロイヤル・アントワープが「83.3」で2位。アンデルレヒトへクラブ・ブルッヘなどベルギー1部リーグの強豪クラブが上位を占めている。

 一方、日本勢では川崎フロンターレが「78.3」で7位にランクイン。横浜F・マリノスが8位となっているほか、10位のサンフレッチェ広島と9位のカタールW杯日本代表FW上田綺世所属サークル・ブルッヘが肩を並べている。

 そしてSTVVは「75.9」で13位に。14位の鹿島アントラーズとはわずか0.2ポイント差と、J1上位クラブと同程度のレベルに位置付けられている。

 この「パワーランキング」に基づくJリーグとベルギーリーグの比較には、「STVVは鹿島アントラーズと同程度か」、「Jリーグからベルギーへの移籍がステップダウンとは言い切れない」、「川崎フロンターレはベルギー1部でも優勝争いできそう」といった声が上がるなど、多くのJリーグファンが注目。

 ベルギー1部リーグで日本人選手が10名以上プレーしていることもあり、「ベルギーにいる日本人選手は上位相手にどれだけやれるかが重要」と、一部のファンが欧州主要リーグへステップアップ移籍するための条件を挙げている。

==========

Jリーグとベルギーリーグ所属クラブの「パワーランキング」

1位:ユニオンSG(84.7)

2位:ロイヤル・アントワープ(83.3)

3位:KRCヘンク(82.6)

4位:クラブ・ブルッヘ(82.0)

5位:KAAヘント(81.1)

6位:アンデルレヒト(79.8)

7位:川崎フロンターレ(78.3)

8位:横浜F・マリノス(77.9)

9位:サークル・ブルッヘ(76.8)

10位:サンフレッチェ広島(76.6)

11位タイ:シャルルロワSC(76.5)

11位タイ:スタンダール・リエージュ(76.5)

13位:STVV(75.9)

14位:鹿島アントラーズ(75.7)

15位:KVメヘレン(75.2)

==========