Jリーグ 移籍

Jリーグ移籍消滅か…サウジ1部所属MFが契約延長。C・ロナウドと優勝争い

イゴーリ・コロナド 写真:Getty Images

 サウジアラビア1部アル・イテハド所属のブラジル人MFイゴーリ・コロナド(30)には、JリーグやMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)からの関心が報じられていたが、今夏残留に傾いている。

 ブラジルとイタリアの国籍を有するコロナドは、身長170cmの攻撃的MF。セリエB(イタリア2部)のトラーパニやパレルモ、UAE1部シャールジャFCなどをへて、2021年7月からアル・イテハドでプレー。2022/23シーズンはここまでリーグ戦ほぼ全試合スタメン出場で4ゴール6アシスト。昨季につづき攻撃陣の中心選手として活躍している。

 ブラジルメディア『iG Esporte』は今月19日、コロナドが今季限りでアル・イテハドを契約満了により退団する可能性があると報道。選手サイドが契約延長に応じるか不透明とした上で、欧州や日本、アメリカ、オーストラリア、サウジアラビアのクラブが選手サイドにコンタクトをとっていると伝えていた。

 しかしアル・イテハドは21日になって、同選手と契約延長で合意に達したと公式発表。新たに2025年6月までの契約を結んだことにより、今夏移籍の可能性は低いとみられる。

 アル・イテハドはサウジアラビア1部リーグ17試合を終えて12勝4分1敗。FWクリスティアーノ・ロナウド擁する首位のアル・ナスル、韓国代表GKキム・スンギュ擁する3位アル・シャバブと勝ち点「40」で並んでいる。