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G大阪がタイ1部チョンブリーと提携!和田昌裕元監督ら契約締結式に参加

ガンバ大阪の選手たち 写真:Getty Images

 タイ1部チョンブリーFCは今月5日、明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪とパートナーシップ契約を締結したと公式発表。ガンバ大阪の小野忠史代表取締役社長や和田昌裕取締役らが、チョンブリーFCのホームスタジアムでの契約締結式に出席した。

 チョンブリーFCのテクニカルディレクターを務めるビタヤ・ラオハクル氏は昨年10月、ベトナム紙『Zing News』の取材にて両クラブによる提携の可能性があることを明言。ラオハクル氏がかつてガンバ大阪の前身である松下電器産業サッカー部で1987年から1990年にかけてプレーしていただけに注目が集まっていたが、今月5日になって正式にサインを交わしている。

 タイメディア『サイアムスポーツ』の報道によると、小野忠史社長はチョンブリーFCとのパートナーシップ契約締結をうけて「ガンバ大阪は、チョンブリーFCとのパートナーシップを発表できることを大変うれしく思っています」とコメントを残したとのこと。

 チョンブリーFCの関係者は今回のパートナーシップ提携の一環として、今年の夏にもタイ国内でユースチーム向けのサッカーキャンプを開催することを明かしたという。

 チョンブリーFCは2006年からタイ1部リーグに参戦。2008年のAFCチャンピオンズリーグ・グループステージではガンバ大阪相手に引き分けたことで注目を集めていた。また2012年5月にはヴィッセル神戸と業務提携を締結。今季はここまでタイ1部リーグで3位につけており、ブリーラム・ユナイテッドやバンコク・ユナイテッドと上位争いを繰り広げている。

 また『サイアムスポーツ』はパートナーシップ契約締結式の様子にくわえて、和田昌裕氏がかつて2014年にチョンブリーFCの監督を務めて年間最優秀監督賞に輝いたことも紹介している。