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元札幌・檀崎竜孔が最大の目玉?スコットランド・マザーウェルの補強酷評も

檀崎竜孔 写真:Getty Images

 セルティックをはじめスコットランド1部リーグ所属クラブへの日本人選手加入が相次ぐ中、北海道コンサドーレ札幌を退団したMF檀崎竜孔(22)も先月末にマザーウェルへ移籍。今月1日のデビュー戦では本領発揮とならなかったが、現地メディアから期待を寄せられている。

 英紙『スコッツマン』は、今年1月の補強についてスコットランド1部リーグ所属全12クラブを採点。スコットランド1部残留争いを繰り広げるマザーウェルには、10点満点中「4」と低い評価を与えている。

 そしてマザーウェルの現状について「懸念されるのは、多くの選手を獲得するのに時間がかかりすぎたこと、そして昨年10月以降リーグ戦で勝利がなく、クラブが下降線をたどっている今、立ち直るための時間がほとんどないことである」と指摘。

 「今年1月の移籍ウィンドウで6選手が退団しているが、最大の損失は左サイドバックのマット・ペニーだった。7選手を獲得して必要とされる攻撃面での深さを補ったが、檀崎竜孔が最もエキサイティングだ」と、檀崎竜孔のパフォーマンスが今シーズン後半戦の成績を左右するとの見方を示している。

 檀崎竜孔は北海道コンサドーレ札幌から豪州1部ブリスベン・ロアーへレンタル移籍中の先月7日、北海道コンサドーレ札幌を退団。ブリスベン・ロアーへのレンタル期間が先月31日までである中、28日にマザーウェルと2年半の契約を結んでいる。

 そして今月1日のスコットランド1部リーグ第23節・セント・ジョンストン戦で先発出場。「4-3-3」の右インサイドハーフでプレーしたが、8度のボールロストをはじめ精彩を欠き、60分で途中交代となっていた。