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元G大阪・中村敬斗がオーストリア1部で2位に!ガクポ後釜でPSV移籍報道も

中村敬斗(写真左) 写真:Getty Images

 かつて明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪に在籍していたFW中村敬斗(22)は、現在LASKリンツでプレー。オーストリア1部リーグでゴールを量産する中、ゴール前でのプレーに関するデータでリーグ屈指の数値を記録しているようだ。

 中村敬斗は昨年8月、ガンバ大阪からLASKリンツへ完全移籍。昨年11月から出場機会を確保すると、今季はここまでオーストリア1部リーグ戦で16試合中15試合に先発出場して8ゴール5アシストをマーク。左ウイングでレギュラーに定着すると、カタールW杯日本代表DF板倉滉(25)擁するボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)やMF三笘薫(25)所属ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCからの関心が伝えられている。

 そんな中、イタリアのデータ分析会社『Wyscout』は「敵陣ペナルティエリア内でのボールタッチ数」のデータを公開。オーストラリア1部リーグでは、16試合終了時点でSKラピード・ウィーン所属のFWギド・ブルクシュタラー(33)が「89回」とリーグトップの成績を残しているが、2位に中村敬斗が「66回」でランクインしているという。

 またオーストリアメディア『abseits』は、中村敬斗が生粋のストライカーではないことに着目。「彼がセンターフォワードではなく左ウイングとしてプレーしていることを踏まえると、このデータは驚きだ」と綴っている。

 なお中村敬斗は今年8月、LASKリンツと2025年6月までの契約延長で合意。しかしオランダ紙『テレグラーフ』は先月、リバプールへ移籍したカタールW杯オランダ代表FWコーディ・ガクポ(23)の後釜として、オランダ1部PSVアイントホーフェンが中村敬斗の獲得に向かう可能性を報じている。